確かな信頼性をお届けするための評価試験

　私は現在、新商品開発部に属し、先輩社員が設計した機器のノイズ対策や、項目に沿った評価試験を担当しています。セキュリティ機器を開発するにあたって最も大切なことは、その機器の「信頼性」だと考えています。
　厳しい環境化でも目的通りに動作しないと、セキュリティが不安定となり、世の中の安全・安心を守れないからです。
　現在行っている仕事は、まさにその根幹にある「信頼性」に大きく影響します。
　原因がわからず悩むこともありますが、それらの対策を通して回路や電子部品がどのように動作しているのかを理解していくのはとても楽しいと感じています。

センサーで人々の平穏な日常を脅かす犯罪をなくしたい

　入社を決めた理由は、学生時代に世の中の暗いニュースをもっと減らしたいと思ったからです。
　現在の日本は諸外国に比べると平和な国と言われていますが、それでも窃盗や傷害、放火といった人々の平穏を脅かす犯罪や事件は多く発生しています。
　日本は今後、少子高齢化や人口減少により、労働人口が不足し、セキュリティの面でも人手不足や治安悪化の影響が顕著に現れるだろうと感じていました。
　そういった中で犯罪の抑止・防止にニーズがあるのは、当社が得意とするセンサーを始めとするセキュリティ機器です。世の中の安全・安心に貢献できるという点で非常にやりがいを持って仕事を行えると感じました。
　さらに、業界№1の製品数を誇る当社であれば、よりお客様のニーズに応えることのできる製品を多く生み出せると思い、入社しました。

主体性を持って仕事を進める

　私が仕事で最も大切にしていることは、何のために今の仕事をしているのかを、業務全体を通して作業の目的をしっかり理解することです。
　例えば実験の際、言われた通りの手順で試験を行い、結果を報告するだけでは、その結果を通して今後どうしていくかといった自分の考察や判断ができず、次の作業に繋げることができません。
　また、指示されたことをこなすだけでは考える癖や経験が身に付かないことが多く、成長することができません。
　指示された作業をそのまま行うのではなく、作業の目的を理解して主体的に仕事をすることが大切だと感じます。